BLOGブログ
BLOG
武蔵村山市 ひるま整骨院 症例報告~鎖骨遠位端骨折~
2023/10/17
<年齢・性別> 30代・男性
<発生機序> アルティメット競技を練習中にフリスビーをダイビングキャッチした際、肩から落ちて受傷。(※アルティメットとは、砂浜でフリスビーを使って、得点を競い合う競技です。)
※整形外科さんでレントゲン撮影の結果、右鎖骨外端部骨折と診断。
<症状>
・右鎖骨下から胸部にかけての内出血(写真の黄色い部分)、患部の疼痛、軋轢音
<治療・指導管理>
・治療→今回は保存療法で治癒を目指す形となりました。超音波とマイクロカレントのコンビネーション治療(特殊電気)、三角巾で提肘。
・指導管理→治療中は運動は控えてもらい、患肢を三角巾で吊るした状態で生活してもらうようにしました。骨癒合が見られ、三角巾が外れてからは、肩関節の運動を積極的に取り入れるよう説明しました。
<経過>
整形外科さんのレントゲンで経過を見ながら、治療を進めていきました。レントゲンは骨癒合(リモデリング)が見られるまでは週に1回、癒合し始めてからは週に2回撮影していました。
受傷1ヵ月で三角巾を外し、骨癒合(リモデリング)を促進させるため、超音波の出力を変えました。その後、リモデリングが開始され現在も経過良好です。
リハビリとして、固定による肩関節拘縮を防ぐため、肩の運動を積極的に取り入れるよう説明しました。また、競技復帰を目指してランニングもされているので、強度を徐々に上げていき腕の振りも少しずつ大きくしていくようにしてもらいました。
☆当院は他の医療機関と連携しながらの治療も行っております。お困りの方は現在通院している医療機関に相談の上、お越しください。お電話での相談も随時、受け付けています!